4位DeNA連勝ストップ 山崎康晃が誤算 ピッチャー福谷浩司に“痛恨決勝2塁打” 打線は4安打
◇プロ野球セ・リーグ 中日4-2DeNA(14日、横浜スタジアム) クライマックスシリーズ圏内の3位広島まで1ゲーム差に迫っている4位DeNA。この日は逆転負けで、痛い敗戦となりました。 9月13日試合終了時点のセ・リーグ順位表 初回にチャンスを作るDeNA。先頭打者の梶原昂希選手のヒットで出塁すると、4番オースティン選手の23号2ランホームラン。幸先良く2点のリードを奪うことに成功します。 しかし先発の石田裕太郎投手が踏ん張ることができず。2回には3連打から併殺打の間に1失点、3回には4番細川成也選手にタイムリー安打を許し、2-2の同点。石田投手は3回で被安打8と中日打線を抑えることができず、マウンドを降ります。 そして6回、DeNA3番手の山崎康晃投手がピンチを招きます。先頭打者に1球もストライクが入らず四球。その後、1アウト1、2塁となり、9番福谷浩司投手との勝負。その初球、スプリットを捉えられると打球は三塁線を抜ける長打コース。一気にランナーが2人かえる2点タイムリー2塁打。ピッチャーに勝ち越し打を浴び、2点のリードを奪われます。
そして打線は3回から8回までノーヒットと沈黙。先発の福谷投手の前に初回の2得点が精いっぱい。7回は清水達也投手、8回は松山晋也投手に抑えられ、2点ビハインドのまま9回を迎えます。 中日は守護神のライデル・マルティネス投手が登板。DeNAは先頭打者の牧秀悟選手がヒットで出塁。続く3番佐野恵太選手もヒット性の当たりを放ちますが、中日セカンド・山本泰寛選手のファインプレーで1アウト。その後は4番オースティン選手が三振、5番宮崎敏郎選手がショートゴロでゲームセット。打線は4安打、中日の投手陣を打ち崩せずに敗れました。