色良し、スタイル良し、好みなんです!ホンダの原付二種レジャーモデル『CT125・ハンターカブ』に試乗します~小野木里奈の○○○○○日和~
ギュインっと伸びたマフラーは、『スーパーカブ110』や『クロスカブ110』と違って下方面に控えるどころか上に伸び切ることで見る人の目を釘付けにしています。ヘッドライトの突き出した丸い形や、四角いウィンカー、フレームのゴツゴツ感など、全体的にたくましいですよね。メーターもデジタルの液晶メーターなので、走行中の一瞬の確認にも対応しやすいですし、見た目にもより格好良さが増しています。 さらに、ノーマルの状態でも大きいリアキャリアが装備されているので、キャンプなどアウトドアを楽しむための荷物を積むこともできます。自分なりに工夫してどれだけ詰めるのか挑戦してみたい欲にかられてしまいます!(笑) たくましい見た目だけでなく、実用性でもこれだけ頼りがいがあるのは魅力的ですよね。
恒例の足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)が跨るとこのような感じ。シート高は800mmなのでカブシリーズの中では1番足が届きにくく感じました。
とはいえ、車両重量は118kgというとても扱いやすい重さなので支えることに苦はありません。また、このハンドルの位置が実際に跨った時に少し高めの位置なので前のめりになる必要もなく、私の体格とも相性が良いのかとても手の置き心地がいい高さなのです。 乗っている時の感覚が学生時代に使っていた自転車のシティサイクルに乗っているような気楽な感覚で窮屈さがないのも個人的に好み。乗った時の感覚は、豪快な見た目と裏腹にとても親しみがありました。
いよいよ、エンジンスタートです!
エンジンをかけると、普段私が所有している『スーパーカブ110』と近いエンジンとわかっているのに音色が違って聞こえるのが不思議です…『CT125・ハンターカブ』は同じジャンルの音でありながら一つ一つの音が濃くはっきり聞こえたような気がします。「いつかカブシリーズで音の聴き比べもしてみたいなぁ」なんて思いました(笑)
アクセルを回すと、ドンっとカブとは思えない力強いスタートダッシュ。俺についてきな!」と言われているようで、私も「よし、どこまででもついていくよ!」と答えたくなるような走り出しでした。 ハンドルの位置とシート高がわりと高めで、かつ車体のフロント周りがスッキリしているので、目の前の景色がスッキリと見えます。私はバイクに乗っていて楽しいことの一つが、この視界いっぱいに流れる景色を味わえることだと思っています。『CT125・ハンターカブ』の視界の広さは絶景ロードを走る時も自分が自然と一体になることを味わえるのではないのでしょうか。