元日本代表MF橋本拳人「スペインで続けたい」 スペイン２部ウエスカ退団でチーム探し
横浜F・マリノスや川崎フロンターレなどで活躍した元Jリーガー田中裕介氏（38）がプロデュースするサッカーイベント「KANSAI SOCCER FES 2024」が20日、ヤンマースタジアム長居で行われた。 第5回となる今回は、ゲスト講師としてMF橋本拳人（30＝ウエスカ）FW古橋亨梧（29＝セルティック）、MF宮原勇太（19＝グールニク・ザブジェ）、元日本代表MF橋本英郎氏（45）が参加。プロを目指す小6～中1の100人とともにボールを蹴り、指導を行った。 イベント後に取材に応じた橋本は、じっくりとサッカーを指導する機会を楽しんだ様子。「一緒にサッカーするだけみたいなイベントはよくあるんですけど、こうやって守備の仕方を細かく教えたりするのは、なかなか貴重な機会だったと思うし、子どもたちもすごく聞いてくれて、僕自身も楽しくやりました」と笑顔で振り返った。 スペイン2部のウエスカから3日に退団が発表された橋本は、自身の去就について「チームを探してる状況です。はい、ニートです（笑い）」と現状を冗談交じりに説明。続けて「海外で見つからなかったら帰ることも考えてますけど、今はスペインで続けたいなと思っています」と話し、スペインを優先に、欧州での所属先を探していることを明かした。 今季はスペイン2部で残留争いをしたこともあり「個人としてもチームとしてもちょっとふがいないシーズンだった」とシーズンを振り返った。新天地で迎えることになる来季に向けては「しっかりまたいい準備していきたい」と話した。【永田淳】
