現金約1300万円だまし取られる 60代女性が特殊詐欺被害 岐阜・関警察署
関市の60代女性が、総合通信局や警察庁を名乗る男からのうその電話で現金約1300万円をだまし取られる被害に遭いました。警察では特殊詐欺事件として調べを進めています。 警察によりますと、10月19日、関市の60代女性の携帯電話に総合通信局を名乗る男から「2時間以内にあなたの携帯電話が止まる」と連絡がありました。 その後、警察庁サイバー局組織犯罪対策課を名乗る複数の男から「あなたの携帯電話が犯罪に使われている」「調査をするので、あなたの全財産を指定する口座に納めてください」などと、立て続けに電話連絡がありました。 話を信じた女性は、11月11日までの間に26回にわたり、指定された口座に現金合計約1300万円を振り込んだということです。 他県の警察から同様の被害について連絡を受けた岐阜県警が女性に確認し、詐欺の被害が分かりました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。