中学生と高校生の生徒たちが、松江市の未来の街づくりについて話し合うイベントが開かれ、自分が住みたい町について意見を出し合いました。 松江市役所で開かれた「住みたいまちプロジェクト会議」は、地域課題の探求を授業に取り入れている島根大学附属義務教育学校が呼びかけ、初めて開かれました。会議には、中学3年生にあたる9年生の5人と、松江市の地域課題を探究する科目「まつえ学」をもつ市立皆美が丘女子高校の2年生と3年生の8人が参加しました。 生徒たちは、はじめに手作りのすごろくゲームで交流。止まったマスに書かれた「松江は結局住みやすいまちだと思う」、「今までに行ったことのあるところで一番ステキだと思ったところ」など質問に答えながら、松江市の魅力について話し合いました。そして、私たちの考える「松江の未来予想図」と題して意見を交わし、バスなどの公共交通の問題や、歴史的な街並みと高層ビルの共存など、未来の松江をよりよくするための課題を出し合いました。 イベントに参加した高校2年生： 学年が違う人と意見を交換する機会はめったにないので、みんなで意見を交換し合ってすごく有意義でした。 イベントに参加した義務教育学校9年生女子生徒： 自分の視点を広げられるきっかけになったと思うし、少しでも松江の将来の姿に貢献できたらと思います。 市は、2024年度、策定を進めている子ども・子育ての支援計画「こども計画」に、会議で出された生徒たちの意見を反映できればとしています。