【広島】矢野がプロ初三塁打で貴重な追加点&末包がチーム最多4号2ラン 堅首へ 3回までに5得点
◆日本生命セ・パ交流戦 広島―オリックス(29日・マツダスタジアム) 広島の矢野雅哉内野手が、プロ初の三塁打で貴重な追加点を奪った。 1点リードで迎えた3回、先頭の9番・森下の右前打を起点に1死二塁で迎えた打席。オリックスの先発・田嶋に2球で追い込まれながら、粘って7球目を捉えた。打球は右中間を真っ二つに破り、快足を飛ばして悠々と三塁に到達すると、一塁ベンチに向かって拳を突き上げた。 3回は、さらに2死から4番・小園の中前打を放ち、続く末包がチーム単独トップとなる4号2ランで追加点。3回までに5点リードを奪い、試合を優位に運んだ。 チームにとって過去に12球団ワースト6度も最下位に沈む鬼門の交流戦。前日28日の初戦は2―1の接戦を制し、交流戦2位でリーグ連覇した17年以来となる白星スタート。昨年7月27日以来の首位に浮上していた。
報知新聞社