ZAZEN BOYS『らんど』の魅力は? 向井秀徳からコメントも到着、ライブは「実に生々しいわけだ」
ZAZEN BOYS の12年ぶりのニューアルバム『らんど』を特集。ボーカルの向井秀徳からのコメントも紹介した。 同アルバムを特集したのは、J-WAVEで2月7日(水)に放送された番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。
w.o.d.からコメント
1月24日、ZAZEN BOYSは約12年ぶりにニューアルバム『らんど』をリリース。まずはあっこゴリラがZAZEN BOYSと『らんど』への想いを語った。 あっこゴリラ:私はもちろんアルバム聴いて、ちょっとこれ「マジで到達しちゃった」というか、この先が見えないぐらい、もう心配になっちゃうぐらい、とんでもないすごいアルバムだなと思ったので、絶対に特集したいなと。今日は『らんど』の話、楽曲をたっぷりお届けしていきます。 番組では以前のZAZEN BOYS特集にゲストとして登場したw.o.d.のサイトウタクヤ(Vo/Gt)と、Ken Mackay(Ba)、中島元良(Dr)からのメッセージを紹介した。 サイトウ:『SONAR MUSIC』をお聴きのみなさんこんばんはw.o.d.のボーカル、ギターのサイトウタクヤと。 Ken:ベースのKenと。 中島:ドラムの元良です。 サイトウ:『らんど』、向井秀徳の純度がどんどん増していって、無駄なものがそぎ落とされにそぎ落とされて、メッチャ音とかシンプルやねん。なんかあまり突飛なことをしているというよりかは、向井秀徳の“手グセ言語”みたいなとか(笑)。『DANBIRA』とか、1曲目のタイトルなのに2曲目の歌詞にも出てくるという(笑)。最後の『胸焼けうどんの作り方』とかさ、あともう1個手前の曲(『乱土』)も、向井秀徳リフの曲なんだよ。同じリフやねん(笑)。同じリフでそのままいくねん。でも、なんて言うんやろな。 Ken:ブルースみたいなもんなんじゃない? サイトウ:どんどんよくなってくるし、たぶん、ほんまにいろいろなものが最終的なさ、NUMBER GIRL、ZAZEN BOYSを経て最終的に収束して1つになって「ただ1つの向井秀徳」が完成するみたいな。それをより感じたなあ。『DANBIRA』じゃないけど、より鋭く鋭くなっていっているなと思いました。全部最高やったんですが、『胸焼けうどん~』はやっぱりよかったけれども、俺はやっぱり今回のアルバムの1曲目なのもあって、『DANBIRA』が、一番いまのZAZEN BOYSであり向井秀徳やなと。 Ken:1曲目聴いてドキッとしたもんな。 サイトウ:言葉の響きがリズムにもなっていたりして。『DANBIRA』とか。その感じもあるんやろうけど、相変わらず最高やったなと思いました。