神山智洋主演『白暮のクロニクル』に竹財輝之助、伊藤歩、光石研ら出演 特報映像も公開
WEST.の神山智洋が主演を務める連続ドラマW-30『白暮のクロニクル』の追加キャストとして、竹財輝之助、高橋努、大林隆介、伊藤歩、光石研の出演が発表され、あわせて特報映像が公開された。 本作は、2013年から2017年まで『週刊スピリッツ』で連載されたゆうきまさみの同名漫画を実写ドラマ化するミステリー。吸血鬼(オキナガ)×公務員という今まで描かれなかった異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な設定が人気を博した作品だ。 竹財が演じるのは、“夜衛管”の責任者で、厚生労働省の参事官でもある竹之内唯一。1600 年ほど国に仕えてきたオキナガで、瀕死の状態で出会った魁に自身の血を分け与え、オキナガにした張本人だ。 高橋が演じるのは、オキナガに対して偏見を持っている刑事・唐沢。オキナガである魁を敵視しており、捜査の度に衝突を繰り返している。 大林が演じるのは、魁が暮らす私設図書館「按察使文庫」の執事で、公私共に魁を支える実藤寿一郎。大林は原作者のゆうきまさみが原作チームのメンバーであるアニメ版『機動警察パトレイバー』で後藤喜一の声優を長年務めており、縁のあるキャスティングが実現した。 伊藤が演じるのは、私設図書館「按察使文庫」の主で、150年ほど生きているオキナガの按察使薫子。実藤と薫子の2人は愛情深く、そして時には心配しながらも、家族同然のように魁を見守っている。 光石が演じるのは、あかりの“夜衛管”での上司で教育係の久保園幹也。竹之内とは入省以来親交のある間柄だ。 あわせて公開された特報映像では、「その子が新しい連絡係?」と魁とあかりの按察使文庫での初対面シーンから、「羊殺しって一体何なんですか?」というあかりの問いかけに対して、「この手でぶっ殺す!」憎しみの感情を爆発させる魁の姿、魁が竹之内に血分けされる様子などが捉えられている。 コメント ■竹財輝之助(竹之内唯一役) ゆうきまさみ先生の作品に出演できると聞き大変光栄でした。竹之内を演じるとなり嬉しい反面自分にできるのかと葛藤しました。おそらく1600年近く国に仕えながら生きていた人物なので彼の気持ちを推し量ろうとすると……しかし! こんな人生経験豊富な役はないと思い楽しみました。1600年分の様々な感情を込めて演じましたのでぜひ注目していただければと思います。 ■大林隆介(実藤寿一郎役) ゆうきまさみ先生原作のアニメ化と実写化両作品に出演させて頂けるこの身の幸せ。しかもゆうき先生原作初めての実写化だとか。不思議なえにしを感じます。この歳の今しか表現できない1カットをとスタッフ共演の皆様の溢れんばかりの才能と実力に恋慕渇仰し助けられながら・・・。どうぞ映像の醍醐味をお楽しみ下さい。 ■伊藤歩(按察使薫子役) 不死の存在である(オキナガ)按察使薫子役を演じさせていただきました。薫子が出てくるシーンは殺人事件を追う緊迫したシーンとは対象的に、肩の力を抜いてふっと笑える様なシーンが多く、彼女なりに魁を支える姿が物語のアクセントになっていると思います。可愛いメイクと素敵な着物をたくさん着させていただいたので、そこにも注目して観ていただけたら嬉しいです。 ■高橋努(唐沢役) 長命者(オキナガ)という存在が居る世界のフィクション。世の中は「歳上を敬う」事を通常にしているが、この物語は長命者を差別的に捉えているところがある。プロデューサー・監督陣と顔合わせ時に「このフィクションを現代の世の中の色んな差別に置き換えることが出来れば」という話を聞いて、凄まじく腑に落ちた。この物語は愛の物語であり、愛のクロニクルだと思う。刑事である唐沢がその一端を担えればと考え、撮影に挑みました。 ■光石研(久保園幹也役) 高江洲プロデューサーから声を掛けて頂き、送られてきた台本は『熱く、濃く、深い』ものでした。そして現場は若く、エネルギッシュで、精励恪勤なスタッフ・キャストが待ち受けていました。1カット1カット、惜しみなくアイデアを出し合い滑走する。しっかり掴まってないと、振り落とされそうでした(笑)ホラーでSFでファンタジーで・・・。いやいや、ジャンルなんて吹っ飛ばし、とにかく現場の熱量を感じて頂ける作品です!
リアルサウンド編集部