はすまつり・海水浴場・・・宮城県内お盆の表情 台風の影響は?
khb東日本放送
台風5号の上陸に加え、台風7号が接近しつつある中迎えた2024年のお盆休み。宮城県内の観光地のそれぞれの様子です。
伊豆沼はすまつりが開催されている登米市迫会場では、台風5号によりハスの水没が心配されましたが、大きな被害はなく多くの観光客が訪れていました。 訪れた人「数は少なめだったんですが、初めて来てこのハスのきれいな花が見られて気持ち良かったです」 伊豆沼のハスは2022年7月の大雨で水没。徐々に再生し、3年ぶりに遊覧船の運行を再開しました。 しかし7月下旬の大雨で再び被害を受け、今は水没を免れたハスが咲いている場所にコースを変えて運行しています。 週末には再び台風が接近する可能性があるだけに、関係者の不安は尽きません。 伊豆沼はすまつり迫会場平元幸児さん「今咲いている花やつぼみもたくさん出ているが、全体的に水位が上がれば水没してしまうので、駄目になってしまうので、そこが一番心配しています」 仙台市若林区荒浜地区にある深沼海水浴場です。 東日本大震災後に遊泳禁止となっていましたが、14年ぶりに再開し、家族連れなどでにぎわいました。 仙台市内から「昔結構ここに来ていて、震災前よく泳いでいたので、思い出の場所だったので、久しぶりに来られて楽しかったです」 奈良市から「本当にうまく(台風の)間で抜けて、ちょっと波は高いですけどこれからも楽しみたいと思います」 こちらの海の家では、台風などの影響もあり想定ほどは客足が伸びなかったと言います。 海の家スタッフ「(今後は台風7号も)追っかけて来てますからね。だから大変だと思いますよ。頑張ってやるしかないですね、頑張って。最後まで」 深沼海水浴場は18日まで開設されています。 南三陸町のさんさん商店街にも多くの人が訪れ、かき氷やアイスなど冷たいスイーツを買い求めていました。 中でも6月にオープンしたジェラート店は、店の外まで列ができるほどの盛況ぶりでした。 東京から訪れた親子(子)「最高」 (記者)「何がおいしいですか?」(子)「パリパリチョコ」 (父親)「暑いですよね。その時のアイスは最高です」 しかし2024年のお盆は、台風5号の影響で13日までの4日間の人出は1万8500人と前年同時期と比べて半分ほどに落ち込んでいます。 週末に接近する台風7号。その影響も懸念されています。 南三陸さんさん商店街事務局佐藤潤也さん「ちょっと台風に翻弄されるようなお盆になっているかなと思います。また別に台風が来ているということで、非常に心配はしているんですけども、対策して人命第一に考えながら各店舗とも営業できれば良いかなと思っています」
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