【住之江ボート・GⅢオールレディース】手応え悪くない前原哉が産休明け初の優出を目指す
住之江ボートのオールレディース「GⅢ2024モーターボートレディスカップ」は23日、準優3カードが行われる。 ◇ 強い母ちゃんの姿をみせる。前原哉(岡山)は22日の4日目5Rで3コースから2着を確保。1周目は1、2マークともにフルターンで攻め続け、先月の鳴門ヴィーナスシリーズ(選抜1着)以来、2節ぶりの予選突破を決めた。 「ペラ調整をして、きょう(4日目)が一番よかったです。バランスが取れていて余裕があるし、乗り心地も一番よかったですね」 17号機は2優出で1V。先月の男女W優勝戦で岡村慶太(福岡)が予選トップ通過から王道Vを飾ったように素性は悪くない。急な雨でコンディションが変わっても動じなかったのは、その証拠ともいえる。 昨年12月に産休から戦列に復帰してからまだ優出はなし。さらに住之江でもこれまでは目立った成績を残せていないが、今回は十分に狙える手応えだ。 「住之江は正直、大嫌いでしたが、今回でイメージをよくしたいですね。産休明けから優出できていないので頑張ります」 準優11Rは5号艇。フルダッシュから強気の攻めで昨年2月のびわこヴィーナスS(3着)以来の優出を決める。(西脇和哉)