柳家さん喬、落語協会会長就任の1年を総括「意見を取りまとめるのが仕事」
落語家、柳家さん喬(76)が26日、東京・丸の内の東京會舘で行われた「落語協会百年」の会見に出席した。 今年6月、会長に就任し、「意見の出し入れが多い。話し合う場所を作り、下から上にくる意見を取りまとめるのが仕事」と総括。 また、2023年10月に閉館し、建て替えの見通しが立たない国立演芸場が話題にのぼると、「静観しているが、本音は『使えるじゃないか。もっとちゃんとしろよ』と言いたい」と声を大にしていた。 「落語協会百年」は今年2月の式典から始まった特別興行。この日はフィナーレとなる来年1、2月の内容を発表。東京・池袋演芸場での〝大千秋楽〟となる2月28日には、さん喬自らがプロデュースし、落語芸術協会会長の春風亭昇太(65)、上方落語協会会長の笑福亭仁智(72)がゲスト出演する。