画家丸木スマさんの肖像画 国立追悼平和祈念館に登録 広島
丸木位里さんの母で画家としても知られる丸木スマさんの肖像画が、新たに遺影として広島市の国立追悼平和祈念館に登録されました。 丸木スマさんは「原爆の図」などで知られる画家の丸木位里さんの母で70歳のとき、爆心地から約2.2キロの場所にあった三滝町の自宅の庭で被爆しました。 スマさんは被爆後、絵を描き始め1956年に81歳で亡くなるまでに700点以上の作品を残しました。 遺影として登録された肖像画は位里さんの妻である俊さんが描いたもので、スマさんの夫らの遺影とあわせ親族から提供されたということです。 約2万8千人の遺影が登録されている広島市の国立追悼平和祈念館では、より多くの人に登録を呼びかけています。