下呂市消防の救急車衝突、全焼 医師ら3人けが 患者搬送の帰り
10日午前4時55分ごろ、岐阜県下呂市萩原町上呂の国道41号で、同市消防本部の救急車が道路脇のガードパイプに衝突し、出火した。全焼して約1時間10分後に鎮火した。救急車には6人が乗車しており、3人が打撲などのけがを負った。救急搬送の患者は乗っていなかった。 市消防本部と下呂署によると、救急車は同市の県立下呂温泉病院から高山市内の病院へ患者を転院搬送した帰りで、何らかの理由でガードパイプに衝突。車両前部を大破し、車両が全焼した。県立下呂温泉病院の医師と看護師、救急隊員1人の計3人が頭や足などに打撲を負い、同病院に搬送された。 現場は直線の道路で、署と市消防本部が原因を調べている。
岐阜新聞社