竹田麗央も米ツアー最終予選会へ 「自分のゴルフに自信」
◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 事前(3日)◇東名CC(静岡)◇6590yd(パー72) 【画像】強すぎるぜ…竹田麗央のクラブセッティング 日本ツアー今季7勝の竹田麗央は3日、米ツアーの来季出場権を懸けた最終予選会(12月5~9日/アラバマ州・マグノリアグローブGC)にエントリーしたことを明らかにした。「スタンレーレディスホンダ」の会場で取材に応じ「今年7勝できて、すごく自分のゴルフに自信が持てるようになった。アメリカでもやってみたい」と語った。 2年連続年間女王の山下美夢有、岩井千怜と岩井明愛の双子姉妹もエントリーを表明している。 竹田は4月「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を挙げ、翌週の「フジサンケイレディスクラシック」で2週連続優勝を達成。9月には「ソニー日本女子プロ選手権」、「日本女子オープン」を制して“日本タイトル年間2勝”を遂げ、10年以内にいつでも行使できる5年シードを獲得した。 今年、海外メジャーには4試合に出場し、「全米女子オープン」で9位に入った。「全米女子プロ」と「アムンディ エビアン選手権」は予選を通過した。 かつて2年連続賞金女王に輝いた叔母の平瀬真由美から「今が一番いいんじゃないか」と助言を受け、かねて海外志向を抱いていた21歳は「その言葉にもすごく背中を押された。今年受けたい」と決意を固めた。 世界ランキングは現在、自己最高の26位。国内ツアーの年間女王争いではぶっちぎりのトップに立ち、シーズン8勝目を挙げれば、不動裕理(2003年)、稲見萌寧(20-21年)に続く史上3人目の快挙になる。 国内ツアーの今季最終戦を終えた後に渡米する予定だが、「(勝)みなみさんからも早くおいでって言われたりもしたので、早く行きたい」と目を輝かせた。(静岡県裾野市/石井操)