寒さ到来、先週から一転 各地で今季一番の冷え込み
日本列島は13日、西高東低の冬型の気圧配置に覆われ、上空に広範囲で寒気が流れ込み、各地で今季一番の冷え込みとなった。先週までは最高気温が25度以上の夏日に達した地域もあったが、一転して寒さが到来。13日朝は、冬物の上着やマフラーで防寒対策して通勤する人の姿が目立った。寒暖差が大きく、体調管理に注意が必要になりそうだ。 気象庁によると、午前8時までの最低気温は、東京都心部7.9度、名古屋市8.7度、京都市6.5度、大阪市6.8度、神戸市7.4度など。いずれも今季一番の寒さで、12日の最低気温より3度以上冷え込んだ地域もあった。 11月上旬は記録的な暑さとなったが、今後は平年並みの気温に戻り、寒さが本格化するという。 東京都港区のJR新橋駅前では、ダウンジャケットや厚手のコートを着た通勤客らが行き交った。神奈川県藤沢市の女性会社員(51)は、週末から冬物コートを着用。「急な冷え込みで風邪をひいた同僚もおり、毛布を出して暖かくして寝るなど対策した。体調を崩さないよう気を付けたい」と話した。