「ゴール、あるいは献身性で」横浜FCの新FW髙橋利樹が“100%全力”を誓う! 愛称カルロスは継続「嬉しいですね」と笑顔
「自分の特長を活かせるチームだと感じました」
横浜FCは3月25日、浦和レッズからFW髙橋利樹の期限付き移籍加入を発表。27日の練習後、期待のニューカマーが囲み取材に応じ、意気込みを伝えた。 【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 「チームも調子が良いと思いますし、上位争いをしていくためには落とせないゲームが続くと思う。そのなかで僕がこのチームにもっともっと勢いをもたらせるような、ゴールだったり、あるいは献身性だったり、僕の持っている力を100パーセント、このチームに注ぎたいと思います」 前所属の浦和で、今季は思うように出場機会を得られていなかった。ピッチに立って、プレーしたい。そんな想いで新天地を求めた。 「今シーズン、まだ始まったばかりですけど、僕自身、試合に出たいっていう思いが一番、強かった。いろいろなオファーをもらったなかで、横浜FCさんからも話をいただいて、僕をこの時期に必要としてくれている意味だとか、自分の特長を活かせるチームだと、僕自身も感じました。僕の思っていることと、横浜FCさんが自分に要求していることがマッチしているなと思ったので、決断させていただきました」 3-4-2-1が基本布陣の横浜FCで、トップまたはシャドーでの起用が濃厚だ。髙橋本人も「トップとシャドーもできることは伝えたので、そこで勝負したい」と気合十分。浦和で経験したサイドでのプレーにも意欲的だ。 「去年まで、サイドハーフをやったことはあまりなかったんですけど、長いサッカー生活で、ポジションの幅を広げていくという意味では、自分の中ではポジティブに捉えることができました。もし、このチームでもサイドで要求されることがあれば、積極的にやっていきたいと思っています」 新たな得点源として、かかる期待は大きい。目標の数字を挙げるとすれば、「一昨年に熊本でJ2を戦った時に、14得点取ったので、それは上回りたい」と二桁宣言。空中戦の強さには定評があり、「クロスからのヘディング」には自信がある。フィニッシュ以外では、「ロングボールのアバウトなボールを収めるところは見てほしい」と語る。 ちなみに、1980年代の音楽シーンで人気を博した日系ブラジル人シンガー、カルロス・トシキさん(高橋カルロス敏樹)を由来とする愛称のカルロスは、横浜FCでも継続。「嬉しいですね。熊本の時から呼ばれていて、けっこう根付いたので。いいかなと思います」と笑顔を見せた。 取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
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