年々痩せにくくなる人に。“巡りのいいカラダ”を作る2つの助言(漢方薬剤師・鹿島絵里さん監修)
食事編:消化器官を活性化させて、巡りのいいカラダを手に入れよう
食事はどうでしょうか。 こちらも消化器官を上手に動かすことを意識します。ダイエットがうまくいかないカラダのほとんどの消化器官は、働きすぎのために不活発です。 食べる量に消化のキャパシティが追い付いていません。自分を観察してみましょう。空腹を感じるタイミングは、お腹が空っぽになった時か、それとも満腹から少し余白が空いた時か、どちらでしょう。 後者だとキャパオーバーの悪循環タイプです。理想的には一食ずつ、胃での消化を済ませてから次の食事がとれるといいです。これだけで、使えていなかった消化器官の力が復活します。 消化器官は口から肛門まで長く、様々な機能を持っています。免疫や代謝、神経に至るまで消化器官が関係しています。胃を一度空っぽにすること、さらに腸活までできると、自身のカラダの能力をかなり発揮しやすくなるでしょう。 よく噛むとか、夕食を一食抜くとか、こうした健康方法も消化器官を助けることに繋がっていますよね。
“巡りのいいカラダ”は老けない! 新年のダイエットで体型にポジティブな変化を
漢方でよく言われる巡りのいいカラダ、イメージしていただけたでしょうか。 いつも同じところだけ、しかも部分的にしか使っていないカラダは太ります。そして老けます。代謝も悪く、疲れます。 いい巡りのカラダはこうしたことを解決して、体重だけでなく体型にいい変化をもたらします。新年、新たな気持ちで取り組む“巡りのいいカラダ作り”、ぜひ参考にされてみてください。