PFAS、横田基地立ち入り調査 流出疑いで防衛省・東京都
健康被害が疑われる有機フッ素化合物「PFAS」が米軍横田基地(東京都福生市など)から流出した可能性がある問題で、防衛省や東京都などは20日午前、同基地への立ち入り調査を実施した。 【写真】PFAS問題を巡り行われた全国初となる公費での血液検査=25日午前、岡山県吉備中央町 PFAS問題を巡り行われた全国初となる公費での血液検査 流出があったとされる消火訓練エリア周辺を視察し、米側から説明を受けるという。 同事案は10月に米側から通報があり、関係自治体が立ち入り調査を要請していた。今後、貯水池の水のサンプル調査を行う見通し。 中谷元防衛相は20日の記者会見で「施設の区域内外の環境対策が実効的なものになるよう米側と連携して取り組んでいく」と述べた。