街のスキマの「シェア農園」が人気…農具も苗も自由に使えて“超お手軽”に旬の野菜が作れます【THE TIME,】
手入れは農業を学んだAIが、今できる作業や手順を教えてくれるので安心。作業終了後にアプリで報告すれば、コミュニティーのメンバー全員に知らせてくれる仕組みです。 また、土に刺した測定器とAIが連動し、水分量・気温・画像データなどから育て方をスマホに送信。今後、家庭菜園にも応用していくといいます。 ■農具もタネも苗も全部揃っている“お手軽”シェア畑 管理しやすいプランター型だけでなく、本格的な「畑タイプ」も増えています。 東京・世田谷区にある農園『シェア畑 世田谷野毛』は住宅街のスキマにあり、まるで隠れ家のような雰囲気。 月額1万2400円(※入会金別途)で、江戸間2畳ほどの広さ、3㎡の農地が利用できます。 プリプリのナスを収穫していたのは会社員の女性。 利用者の女性: 「料理するのが楽しみになって。週5で平日仕事しているんですけど、週に1回とか気軽に農業ができるのがすごくいい」 初心者でも大丈夫。くわやスコップ、防虫ネットから支柱まで、必要な道具は全部レンタルできるので手軽に通えるだけでなく、農業経験者のアドバイザーが手伝ってくれるので、どのような野菜も収穫までたどり着くといいます。 しかも、完全無農薬!獲れたての味は格別です。 THE TIME,マーケティング部 佐藤ミケーラ倭子部員: 「んっ!シャキシャキ!ピーマンの味はしますけど、後味の苦いっていうのもないですね。美味しい」 季節に合わせた苗や種も用意され、自由に好きなだけ植えてOK。 旬の野菜が楽しめ、手の込んだ料理をしなくても「子どもがすごく野菜を食べるようになった」という声も聞かれました。 秋冬の時期は、イチゴや、ブロッコリーを細長くしたような茎ブロッコリーがおすすめとのこと。 普通のブロッコリーは、中心部分の蕾を食べますが、茎ブロッコリーは主にわき芽をのばして茎ごと食べる野菜。何度も芽が生えてくれるので長く楽しめてシェア畑向きだといいます。 このサポート付き貸し農園の『シェア畑』。現在、東京・神奈川・愛知・大阪・福岡など全国130か所以上に拡大中ですが、その背景にあるのが…