風間俊介、4人芝居『モンスター』で3年ぶり単独主演舞台も「4人が主演の作品」と強調
俳優の風間俊介(41)が18日、東京都渋谷区の新国立劇場小劇場で、主演舞台「モンスター」東京公演の初日を迎えた。 日本初演となる作品で、風間が演じる新人教師トムと壊れてしまった14歳の問題児ダリルの対峙(たいじ)を中心に、現代の教育問題や家族問題を描く4人芝居。11月の大阪公演を皮切りに水戸、福岡を経て、東京公演は28日に千秋楽を迎える。
風間は約3年ぶりの単独主演舞台だが「劇中で僕が出ていない唯一のシーンがこの物語の核。4人が主演の作品だととらえている。僕は見に来てくださる皆さまの代表という気持ちでやっている」と強調した。 また、「今まで3カ所で上演してきたけど、すごい集中してこの空間に一緒にいるような感覚で観客の皆さんが見てくれているのがひしひしと伝わってきた。この作品はこれから社会をどうとらえていくのかに深く切り込んでいる」と手応えを口にした。
中日スポーツ