柳葉敏郎扮する室井慎次が主人公

　日本映画界で数々の伝説を打ち立ててきた「踊る大捜査線」シリーズが、実に12年ぶりに再始動することが3月18日午後9時、劇場版第6作となった「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」の公式サイト（https://odoru.com/）上で発表された。 【フォトギャラリー】約4000人のファンが駆けつけた「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」完成披露試写会の様子 　1997年の連続ドラマ開始以来、刑事ドラマの新たな形を描き続け、社会現象を巻き起こしてきた織田裕二主演の「踊る」シリーズ。2012年に封切られた「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」で、一応の“完結”を迎えたはずだったが、シリーズの生みの親ともいえる亀山千広（プロデュース）、君塚良一（脚本）、本広克行（監督）の3人が再結集することで、令和の世に「踊る」の世界観を復活させる。 　前夜に発表されたビジュアルとスーパーティザー映像によって、柳葉敏郎扮する室井慎次が主人公を務めるほか、24年秋に全国で公開されることが明らかになっている。今シリーズでは、「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ！」「組織の中で生きる人間こそ信念が必要だ」「リーダーが優秀なら組織も悪くない」など、数々の名言が生まれてきたが、今回はどのような名言が生まれるのかにも注目が集まる。 　また、今シリーズの大きな魅力のひとつに、所轄の刑事・青島（織田）と本庁のキャリア組・室井（柳葉）との“熱き友情”が挙げられる。再始動するプロジェクトでは、主人公が「室井慎次」であること以外の詳細は伏せられているだけに、どのようなストーリー展開になっていくのか、シリーズを彩ってきたキャスト陣が続投するのかなど、続報からも目を離すことができそうにない。 　映画は、今秋に全国で公開。