高松競輪に世界選手権ケイリン金メダリスト・山崎賢人が参戦!「競輪ではいつもチャレンジャー」
高松競輪場の「高松市長杯&FM香川杯(F1)」は29日、初日を開催。12Rの初日特選を走る山崎賢人(31歳・長崎=111期)に話を聞いた。 ーー世界一として今回は注目の的ですね。 山崎:金メダルは(男子ケイリン)本田晴美さん以来で37年振りだったらしいですね。でも僕は変わらないですよ。競輪ではいつもチャレンジャーだと思って戦います。 ーー直前の小松島開催では太田海也選手が疲労と時差ぼけがキツいって言っていましたが、その辺りは? 山崎:僕は1週間くらい空いたから大丈夫ですね。 ーーカーボンフレームから鉄フレームになりますが、感覚は? 山崎:まだ鉄フレーム乗ってないんですよね。練習もカーボンでやってたから。指定練習で感覚を掴みたい。世界戦の前に乗り込んでいたので大丈夫だとは思う。 ーー初日特選は阿部将大選手と園田匠選手と九州3人です。阿部選手は前でやりたいと言っていますが並びは? 山崎:前で頑張りますって言ってくれたけど、僕も久々の競輪なので自力でやりたい。わがままを言って初日は別でやる事になりました。感触を確かめたいのもあるし。 ーー今節はシリーズを通して自力でやるって事ですか? 山崎:それはまたメンバー次第で。初日は自分でやらせてもらうけど、ケースバイケースで。 阿部将大の申し出を断り自力で試したいとは言っているが、その表情からは自信があると読み取れた。世界のスプリント力を高松で披露する!(アオケイ・梅田記者)