イチゴに彩られたゲストハウスが徳島・神山町に誕生 内外装にデザイン、“いちご”いちえの出会いを
イチゴに特化した情報サイトの運営や教育コンテンツの提供を行う「大安吉日」(神山町)が、建物の内外装全てをイチゴでデザインしたゲストハウス「ストロベリー・イン・いちごいちえ」を15日、同町上分の国道439号沿いにオープンさせた。 道の駅・みまの里の「にし阿波系ラーメン」が準グランプリ 全国道の駅のグルメグランプリ、徳島県内では初受賞 鉄筋コンクリート2階建て延べ224平方メートルの中古住宅を取得し、水回り設備を入れ替えて改装した。1階に共同で使えるリビングとキッチン、2階に客室が3部屋ある。取得と改装にかかった費用は約1650万円。 デザイナーのアイデアを取り入れ、外壁、壁紙、ふすま、家具、小物などにイチゴをあしらっている。農業や食の面からイチゴを学べるよう国内外の書籍を100冊以上そろえた。イチゴの収穫シーズン中は、県内の農家から取れたてを仕入れて宿泊者に提供する。 宿泊は最大10人まで。料金は1人1泊7500円から。長期滞在可能。 大安吉日の池上文尋代表は、2015年に情報サイト「いちご大学」を立ち上げ、21年にオンラインスクール「いちご大学アカデミア」を開設。栽培方法や流通、加工食品の製造、デザインなど多岐にわたる分野の専門家による講義を発信している。 池上代表は「ゲストハウスを拠点にして、徳島のイチゴ農家の取り組みや味わいを発信し、観光や教育事業に展開させたい」と話している。