国民民主が“野党第1党”!支持率11.3%で立憲抜き20代30代は全体トップも高齢者は自民が圧倒【FNN12月世論調査】
公明支持層から「自民党に追従」指摘も
さらに注目すべきは、公明支持層の意見だ。 「改善した」との意見が半数を超えて51.4%、「改善していない」44.2%となった。公明党は「自民党のブレーキ役」として、生活者目線や、平和の党を自負してきた。 一方で、与党体制として自民に追従しているとの指摘もされてきた。 こうした中、政治改革をめぐり臨時国会では、政治資金のチェックをする第三者機関の設置について、国民民主党と歩調を合わせて2党共同で法案提出を行った。 「政治とカネ」をめぐっては、裏金問題は自民党の問題でありながら、衆院選では与党全体として公明党代表が落選する結果になるなど「自公体制」に“足を引っ張られた”との不満も根強く残っている。 選挙で議席を減らして少数与党に“陥った”という思いもある一方、野党とともに政治改革法案で、自民党と一線を画した行動に対して「改善」という見方が強まっているとみられる。 少数与党国会は、まだ始まったばかりで、今後注目される法案としては、引き続き政治改革問題での企業・団体献金をめぐる法案、選択的夫婦別姓の法制化、年度末の来年度本予算法案など、国会審議のあり方が今後も注目される。 【国会での政治の進め方(政党別)】 自民層 公明層 国民層 改善した 37.5% 51.4% 44.4% 改善していない 52.2% 44.2% 45.9% (執筆:フジテレビ政治部 西垣壮一郎)
西垣壮一郎