【50歳代おひとりさま】自分、就職氷河期でした…同世代で「貯蓄500万円~700万円未満」は何パーセント?
【50歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。 ●【50歳代・ひとり世帯】の貯蓄500万円以上~700万円未満の割合 ・5.0% ●【50歳代・ひとり世帯】の貯蓄700万円未満の割合 ・48.4% ●【50歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:1775万円 ・中央値:610万円 貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄700万円未満は約5割。 平均は1700万円を超え、中央値は600万円を超えました。
50歳からでも遅くない! 2024年は計画的に貯蓄しよう
確実に貯蓄を増やしていくには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。 先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。 2024年は新NISAスタートの年。貯蓄の一部に、新NISA制度を利用して積立投資をはじめるのも選択肢の一つとなるでしょう。 また、資産運用となればリスクがあるため事前のリサーチや勉強が重要。気になった人は早い段階から情報を集めてみてください。 これを機に、自分のライフプランに合った貯蓄方法について考えてみてはいかがでしょうか。 ●【ご参考】50歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む) ・金融資産非保有:39.6% ・100万円未満:11.5% ・100~200万円未満:5.5% ・200~300万円未満:4.4% ・300~400万円未満:3.0% ・400~500万円未満:1.9% ・500~700万円未満:3.0% ・700~1000万円未満:5.5% ・1000~1500万円未満:4.6% ・1500~2000万円未満:4.1% ・2000~3000万円未満:4.1% ・3000万円以上:9.6%
参考資料
・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」
荒井 麻友子