元ウラジオストク市長侵攻作戦へ 収賄罪で服役中、契約書に署名
【モスクワ共同】ロシア紙コメルサントは20日、かつて極東ウラジオストクの市長を務め、収賄罪などで有罪判決が確定し服役中のイーゴリ・プシカリョフ受刑者(49)が、ウクライナへの特別軍事作戦に参加する国防省との契約書に署名したと報じた。受刑者の弁護士が認めた。 2008年に市長に就任したプシカリョフ受刑者は16年に拘束され、在職中に多額の賄賂を受領したなどとして19年に懲役15年の判決を受けた。 ウラジオストク市は新潟市と姉妹都市提携を結ぶなど日本海沿岸の日本の自治体と長く交流の歴史があり、プシカリョフ受刑者は多くの市長らと会談を重ねた。