多彩な企画でにぎわう 短大生も協力「トラックの日」フェス【長野県飯田下伊那】
下伊那トラック協会(長野県喬木村)は6日、「トラックの日フェスティバル2024 in 飯田」を飯田市丸山町のかざこし子どもの森公園で開いた。トラックや働くクルマの展示や飯田短期大学の学生が企画した多彩なアトラクションがあり、多くの親子連れでにぎわった。 国内貨物輸送量の9割を占めるなどトラックの役割や重要性を伝えようと、9日の「トラックの日」に合わせ、親子向けに毎年開催している。同公園で開くのは3年目で、協会によると約4200人が来場した。 大型や中型トラックの車両をはじめ、飯田広域消防本部のはしご車や県警のパトカー、白バイを展示。乗車体験に行列ができ、子どもたちは運転席に座ってハンドルを握ったり、写真を撮ったりして楽しんでいた。 飯田短期大学幼児教育学科の学生が協力し、アトラクション「いいたんふぁんたじー」を企画。トラックをテーマにした6つのお遊びゲームブースをつくり、クイズ大会も開いて盛り上げていた。 ぬり絵コンクールやものづくり体験教室、キッズダンスの発表などもあり、ビンゴ大会ではトラックのスケールモデルが当たった。クレープやスイーツ系ドリンクなど多彩なキッチンカーが並んだ。 協会の冨内和美会長は「好天に恵まれ、多くの人に来場してもらいありがたい」と感謝し、「人手不足の中、イベントでトラックに触れることで、子どもたちがドライバーに興味を持ってもらえたらうれしい」と話していた。