熊本県八代市で「八代妙見祭の神幸行列」…亀と蛇が合体した神獣「亀蛇」演舞に観衆が大きな声援
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている「八代妙見祭の神幸行列」が23日、熊本県八代市で行われ、亀と蛇が合体した神獣「亀蛇」の演舞などが披露された。 【動画】市街地で「馬追い」披露…熊本市・藤崎八旛宮神幸行列
八代神社(妙見宮)の祭礼で、亀蛇や笠鉾、獅子などの出し物を伴う約1700人の行列が、塩屋八幡宮から八代神社までの約6キロを練り歩く。400年近くの歴史をもつ国の重要無形民俗文化財で、2016年には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。
八代神社近くの砥崎河原には観覧席が設けられ、担ぎ手が勢いよく回す亀蛇や、勇壮な馬追いなどの演舞に、詰めかけた観衆が大きな声援を送っていた。