『私にふさわしいホテル』©2012柚木麻子／新潮社©︎2024「私にふさわしいホテル」製作委員会

　12月27日に全国公開されるのん主演映画『私にふさわしいホテル』の特報映像が公開された。 【写真】『私にふさわしいホテル』に出演する田中圭、滝藤賢一、橋本愛ら 　『ランチのアッコちゃん』『ナイルパーチの女子会』など映像化された作品も数多くある柚木麻子の同名小説を映画化した本作は、不遇の新人作家がその原因を作った大御所作家への逆襲を計画する文壇リベンジエンターテインメント。撮影は、2024年2月に全面休館した「山の上ホテル」でも行われた。 　監督を務めたのは、ドラマ『TRICK』シリーズ（テレビ朝日系）や『SPEC』シリーズ（TBS系）で知られ、映画『夏目アラタの結婚』の公開も控える堤幸彦。主演は、映画『さかなのこ』で第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞したのんが務める。のんと堤監督は本作が初タッグとなる。そのほか、田中みな実、服部樹咲、髙石あかり、橋本愛、橘ケンチ、光石研、若村麻由美が共演に名を連ねた。 　公開された特報映像は、新人作家・加代子（のん）の大御所作家・東十条宗典（滝藤賢一）への強烈な一言から始まる。東十条の酷評により、華々しいデビューを飾ることなく、小説を発表する機会も得られない加代子は、鳴かず飛ばずの日々を送っていた。そんな東十条に対して、さらに「てめぇ、こらぁ！　東十条――――！」と雄叫びをあげ、原稿を投げ、怒りをあらわにするシーンも。そんな今までに見たことのない、のんのコミカルな表情や、加代子のパワフルさと困難をこじ開けて自分の道を進む破天荒さが捉えられている。 　また、本作がauスマートパスプレミアム会員限定サービス「au推しトク映画」に決定。auスマートパスプレミアム会員であれば、対象劇場にて、土日や祝日も含め公開期間中はいつでも一般・大学生1100円、高校生以下900円で鑑賞できる。