日本ハムコーチに就任したガッツへの期待【伊原春樹の「野球の真髄」】
日本ハム選手時代の小笠原/写真=BBM
プロ野球はクライマックスシリーズを勝ち上がったソフトバンクと巨人による日本シリーズが行われている。2019年の“最強チーム”はどこか──。頂上決戦から目を離せないが、そのほかのチームでは来季へ向けて早くも動き始めている。 今季限りでユニフォームを脱ぐ選手がおり、そして新天地へ活躍の場を移す首脳陣も。例えば小笠原道大だ。2014年、巨人から中日へ移籍したガッツは15年限りで現役を退き、その後は中日の二軍監督を4年間務め、今オフに日本ハムの一軍ヘッド兼打撃コーチの就任が発表された。 私は07年から10年まで巨人のヘッドコーチとしてガッツとともに戦った。07年に日本ハムから巨人へFA移籍してきたガッツ。翌年から巨人の一員となったラミレス(現DeNA監督)とともに大きな力となってくれたのは間違いない。07年からの3連覇はガッツがいたからこそ・・・
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週刊ベースボール