芸能人の中にもハマる人続出!塊根植物/コーデックスを知っていますか?人気の専門店イチ押しの品種は…
特徴的なフォルムで人気上昇中!
ワイルドな魅力で、注目度が高まっている塊根植物(コーデックス)。熱烈な愛好家やコレクターだけでなく、育てやすい品種も多く個性的な見た目をインテリアのアクセントとして取り入れる初心者の方も増えています。芸能人の中にも愛好家がいるそう。今回はコーデックスとアガベを専門に扱う原宿のショップ、RAFLUM(ラフラム)に人気の種類を教えてもらいました。 【写真集】不思議な魅力を放つ「塊根植物・コーデックス」。観葉植物の新ジャンルを楽しもう!
塊根植物(コーデックス)とは?
そもそも塊根(かいこん)とは、養分をたくわえて大きくなり、塊状になった根のこと。そんな膨らんだ根や幹をもつ特徴的な植物を、「塊根植物」や「コーデックス」と呼びます。塊根植物の主な原産国は、マダガスカルや南アフリカ。雨が少ない乾燥地帯でも生きていけるよう、肥大化した根や幹には水分や養分などが蓄えられているのが特徴です。 それでは、人気の高い塊根植物(コーデックス)のおすすめを厳選して紹介します。
① 塊根植物を代表する存在の「パキポディウム グラキリス」
塊根植物の代表格「パキポディウム グラキリス」は、表面が象の肌のように見えることから、「象牙宮」という和名も。丸く膨らんだ塊根からトゲのある幹を伸ばし、先端から細い葉を伸ばします。開花時期になると黄色の花が咲く品種です。生長期を迎える春から秋の間は、屋外に置いても問題ありません。寒さに弱いため、温度管理に気をつけましょう。
② 幹からトゲのような短い枝を出す「パキポディウム ブレビカリックス」
上に向かって生長するのではなく、扁平な形の塊根から横に広がっていく「パキポディウム ブレビカリックス」。幹からトゲのような短い枝を出すのが特徴です。生長期には、レモンイエローの花を咲かせます。寒さに弱いので、室内のあたたかい場所で管理しましょう。
③ 亀の甲羅のような塊根をもつ「ディオスコレア・エレファンティペス(亀甲竜)」
生長すると塊根がひび割れを起こし、亀の甲羅のように見える「ディオスコレア・エレファンティペス(亀甲竜)」。ゴツゴツとした塊根とは対照的に、ツル状に伸びる茎にハート型の葉をつけます。ツルをまるめて、リースのように仕立てるなど、鑑賞価値も高い品種です。9月から5月頃に生長期を迎え、梅雨頃に葉が枯れます。夏場はできるだけ涼しい場所に置きましょう。