【40代、50代のヘア】おしゃれな大人のマレットヘア。マッシュレイヤーが新鮮で魅力的!
今回紹介するのは、ボリューム感のあるマッシュレイヤーが魅力のマレットヘア。前やサイドが短く、衿あしだけ長いのが特徴。人気ヘアサロン「Cocoon 表参道」の美容師、キッカワ ミワさんが提案してくれた。 パサつきやうねりが気になる、ボリュームが出ないといった40代、50代に多い髪悩みを解消してくれるのもうれしい!
アーティスティックなオーラで周囲に差をつける!個性派マッシュレイヤースタイル。弾力の出るホットパーマで、ハリ・コシのある髪に
今回、ヘアモデルになっていただいたのは、中西愛子さん(48歳・主婦)。 ※2024年12月31日時点でのプロフィール。 年齢を重ねるにつれ、気になってくるパサつきやうねり。毎朝のスタイリングにも時間がかかり、なかなか思い通りにならない…。 そんな悩みを持つ中西さんが今回トライしたのは、ヘアアイロンで巻いたような、弾力のあるカールができて、髪にハリが出るホットパーマ! ふんわりしたボリュームが出にくかった顔まわりの髪は、量感のあるマッシュラインの形にして重さや厚みを演出。丸みと動きのコントラストを出すことで、遊び心のある大人のモードスタイルが完成!
■おしゃれ見えのポイントは? 前髪のぱっくり割れをカバーして、モードなテイストをオン。 クセを生かした個性的なスタイルに
顔まわりを印象的に見せるマッシュライン。 前からサイドの髪は、耳の後ろあたりまで斜めにつなげ、衿あしはレイヤーにしたハイブリッドなデザインに。 重めのフロントと、後ろの動きのある毛先で、顔を小さく見せてくれる効果が絶大!
■もともとの髪は?
「若い頃より今のほうが、頻繁に髪型や髪色を変えています」という中西さんだが、パサつきやうねりなど、エイジングの影響での髪質の変化は気になっているそう。 それを無理に矯正しようとして、スタイリングが大変になるのは、中西さんも望まないこと。なので、ヘアサロンではいつも、クセや毛流れをカットでカバーしてくれるようにお願いしているのだとか。 今回は、前髪のぱっくり割れ、パサつきやうねりなど、気になる部分の悩みをすべて解消しながら、おしゃれ上級者スタイルを目指すことに。
■大人のトレンドヘア作り・その1 【カット&パーマ】は? フロントはマッシュベース、衿あしにはレイヤーを入れて、70年代風のマレットヘアに
マレットヘアとは、前髪やサイドは短く、衿あしだけ長く伸ばした髪型のこと。1970年代から1980年代に欧米で流行したスタイルだ。 フォルムの肝となる前髪は、眉下の長さに設定して、サイドに向かってラウンドにカットしてマッシュに。前髪のぱっくり割れを防ぐために、前髪はフルで下ろして、おでこの丸みに合わせてカットするのが重要。 長めに残した衿あしは、動きが出るようにレイヤーをプラス。トップにもレイヤーを入れ、頭の丸みを強調する。 「トリートメント効果のあるホットパーマを用いて、毛先をワンカールの内巻きにしたパーマをかけました。レイヤーの動きを底上げし、アイロンで巻いたような弾力のあるカールができるんですよ」(キッカワさん)