大津経営者殺害事件 関与した可能性 30代男を捜査 ”保護司”活動の被害男性と接点
今年5月、滋賀県大津市の住宅で60歳の男性が殺害されているのが見つかった事件で、警察が別の容疑で現行犯逮捕されていた30代の男が事件に関与した可能性もあるとして捜査を始めたことがわかりました。 5月26日、大津市仰木の里東の住宅で、この家に住むレストラン経営者の新庄博志さん(60)が、血を流して死亡しているのを親族が発見しました。 司法解剖の結果、新庄さんの死因は出血性ショックで、上半身に刃物のようなものでつけられた傷が10ヵ所以上あったことなどから、警察は殺人事件と断定し捜査本部を設置しました。 その後の捜査関係者への取材で、事件が発覚した2日後、現場付近に住む30代の男が大津市内でナイフを所持していた疑いで現行犯逮捕されていたことがわかりました。 警察は、この男が新庄さんの殺害について何らかの事情を知っているとみて、捜査を始めたということです。 男は過去に保護観察付きの執行猶予がついた有罪判決を受けていて、保護司としても活動していた新庄さんと接点があったということです。
ABCテレビ