松坂大輔氏、“松坂世代”和田毅引退に「投げ続けてくれてありがとう」
さらば、最後のダイエー戦士。ソフトバンクは5日、和田毅投手(43)が今季限りで現役を引退すると発表した。 【写真】入籍会見を終えて記念撮影する和田と仲根かすみ 日本シリーズ終戦から2日後で、引退表明と会見を同日に行う電撃発表。度重なる故障で5年前から引退が脳裏をよぎり、今年の7月に決断を下した。NPB最後の「松坂世代」とも呼ばれたレジェンド左腕が、ユニホームを脱ぐ。今後については未定とした。 ◆松坂大輔氏のコメント(「松坂世代」最後のNPB現役選手が引退、16年にソフトバンクでともにプレー) 「事前に連絡をもらい、和田投手が下した決断を聞いて本当にお疲れさまでした、と伝えました。同世代の最後の砦(とりで)。ここまで投げ続けてくれて本当にありがとう、と。本人が考えに考え抜いた末にたどり着いた決断だと思います。和田投手とは何度も投げ合いました。マウンド上の彼の姿、その投球に引っ張られて自分もいいピッチングができたと思っています。これで同世代の現役投手はいなくなりますが、これからも同世代で力を合わせて野球界を盛り上げていきたいと、和田投手とは話をしました」