一気に評価アップ! 2023Jリーグ“ブレイク”ランキング4位。日本で復活! 1.7億円のストライカー
台頭する選手もいれば、大きく成績を落とす選手もいるが、2023シーズンに最もブレイクした選手は誰なのだろうか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値上昇額ランキングを順位ごとに紹介する。※2023年1月1日と2024年1月2日の市場価格を比較。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
4位:西村拓真(横浜F・マリノス) 生年月日:1996年10月22日(27歳) 市場価値の上昇額:40万ユーロ(約5600万円/50%UP) 市場価値の変動:80万ユーロ(約1億1200万円)→120万ユーロ(約1億6800万円) 2023リーグ戦成績:32試合3得点3アシスト 西村拓真は、ベガルタ仙台でプロデビューしたときから注目されていたが、ロシアのCSKAモスクワへ加入したあとで市場価値を落としていた。それでも、2022年に横浜F・マリノスに加入してから再び市場価値を上げ、現在は2019年6月に記録した自身最高額の120万ユーロ(約1億6800万円)に並んでいる。 ゴールへ向かう迫力が最大の武器である西村は、2列目でチャンスメイクをしながら、驚異的な推進力でフィニッシュに絡むことができる。相手にボールを奪われたら、自慢のスピードを活かした強烈なプレスでファーストディフェンダーとしてチームに貢献してきた。出場すれば走行距離上位に入るのは当たり前で、J1第2節・浦和レッズ戦で記録した14.38kmという数字は、2023シーズンのJ1全体でトップの走行距離だ。 ただ、西村が次のアップデートで自身の市場価値最高額を更新できるかは微妙なところだろう。2022シーズンはJリーグで10得点を挙げていたが、2023シーズンは3得点どまりだった。優勝した2022シーズンに比べてインパクトが薄れた印象は拭えないため、大きな上昇は難しいかもしれない。
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