ヒンデンブルグがロブロックス株空売り、利用者指標水増しと指摘
Zaheer Kachwala [８日 ロイター] - 米投資調査会社ヒンデンブルグ・リサーチは８日、オンラインゲームの制作・共有プラットフォームを運営する米ロブロックスの株式を空売りしていると明らかにした。 ヒンデンブルグは、ロブロックスが利用者数や利用者とプラットフォームの関係性の強さを意味するエンゲージメントなどの指標を水増しし、デイリーアクティブユーザー（ＤＡＵ）数と単なる来訪者数を合体させているなどと主張している。 ヒンデンブルグは「ロブロックスは投資家や規制当局、広告主に対してうそをつき、重要指標を２５─４２％膨らませている」と指摘。ＤＡＵにはボット（自動設定されたソフトウエアやプログラム）や複数アカウントが含まれている可能性があると付け加えた。 ロブロックスの広報担当者はこうした見方を否定している。同社の株価はヒンデンブルグの空売り公表後、一時は最大９％下落した。
