最高額は誰だ! J2日本人選手市場価値ランキング6位。昇格に不可欠! 元川崎Fの苦労人は?
2023シーズンのJ2は残すところJ1昇格プレーオフのみ。今後は補強も活発になってくる。J2でプレーする日本人選手の中で最も市場価値のある選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は23日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
6位:長谷川竜也(東京ヴェルディ) 生年月日:1994年3月7日(29歳) 市場価値:70万ユーロ(約9800万円) 2023リーグ戦成績:10試合0得点1アシスト(横浜FC) 8試合1得点1アシスト(東京ヴェルディ) 横浜FCからの期限付き移籍で東京ヴェルディに在籍するFW長谷川竜也は、J1でのプレー経験が豊富な選手だ。今季途中から東京Vへ加入となったが、8試合に出場して1得点を記録。J1昇格プレーオフ(PO)に臨む東京Vにとって、長谷川の経験は必要不可欠と言えるだろう。 長谷川は順天堂大学時代の2015年8月に川崎フロンターレの特別指定選手に登録され、2016シーズンから川崎Fに正式加入となった。プロ1年目のシーズンは怪我などに苦しみ、リーグ戦での出場は2試合のみ。翌シーズンは先発も増えて24試合に出場し、5得点2アシストを記録。クラブ史上初のJ1優勝にも貢献した。 しかし、2018シーズンは出場機会が減ってしまい、リーグ戦はわずか12試合の出場にとどまった。翌シーズンは再び出場機会が増えるも、2020シーズンは怪我の影響もあって12試合の出場に終わるなど、完全にポジションを奪えたとは言えず。2021年12月に横浜FCへの完全移籍が決まった。横浜FCではいきなり主将に任命され、2022シーズンのJ2で38試合に出場し、4得点11アシストの活躍。J1昇格に大きく貢献している。 長谷川の過去最高の市場価値は2019年12月時点での90万ユーロ(約1.3億円)。そこから大幅に下がることはなく、現在は70万ユーロ(約9800万円)となっている。来年は30歳と節目の歳を迎える長谷川だが、チームをJ1昇格へと導き、自らの価値を上げることができるだろうか。
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