「安心感を与えて安心感を持っての救出を」スキー場で万が一の事態に備える救助訓練(山形・上山市)
テレビユー山形
県内各地でスキー場開きが行われる中、上山市のスキー場では、きょう、万が一の事態に備える救助訓練が行われました。 【写真を見る】「安心感を与えて安心感を持っての救出を」スキー場で万が一の事態に備える救助訓練(山形・上山市) 今年は小さな子どもに安心してもらうための新たな訓練も行われました。 蔵王にあるスキー場の中でもっとも標高が低く、手軽に出かけられると家族連れに人気の猿倉スキー場です。 利用者が安心して楽しめるよう職員と上山市の消防隊員などが毎年オープンを前に 合同で訓練を行っています。 藤井響樹アナウンサー「こちらの訓練ではリフトが緊急停止して身動きが取れなくなってしまった場合の救助が行われています。地上の隊員が支えている黒い棒、救助ポールをリフトのワイヤーに引っ掛けそれを利用してロープを使って隊員が上に登っていき救助が行われます」 今年、はじめて行われたのは、小さな子どもを止まったリフトから救助する訓練です。 これまでは救助される側が特殊なベルトを自分で巻いて救助を待つ方法でしたが、 子どもなど一人でベルトを装着することが難しい場合を想定して、隊員がロープで登り、救助する訓練が行われました。 子どもと共に救助される役を務めた 前田和男さん「最初、止まった時はやはり怖さは感じたんですけども、いろいろ優しく声かけてもらったり降りてくるまでは 怖さもなく安心していた」 未就学児が多く訪れるという猿倉スキー場で万が一の事態が起きた時に不安を与えずに救助できるよう、参加者は安心・安全な救助の手順を真剣に確認していました。 上山市消防本部 大場智貴 消防士長「一番は要救助者、お子様たちが特に不安を感じていると思う。高さに対しても状況に対しても怖さがあると思うので、声掛けや姿から安心感を与えて安心感を持っての救出をできればなと思う」 ZAO猿倉 川口豊 社長「まさかという事が起きた時にしっかりとした対応が取れること。これが確認できたという事が大変有意義なことだったと思う。今年は本当に順調な雪に恵まれまして予定通りオープンいたします。パパ楽々、ママ安心、ぼく満足の猿倉スキー場にぜひお越しいただきたい」
猿倉スキー場は今月20日にオープンします。
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