【巨人】50m5秒79の鈴木大和が2か月ぶり実戦復帰「この場に立てたのは大きい」
◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍3―2全府中野球倶楽部(21日、ジャイアンツ球場) 巨人の育成・鈴木大和外野手(24)が21日、全府中野球倶楽部とのプロ・アマ交流戦で、約2か月ぶりに実戦復帰を果たした。7回2死一塁、相沢の代走で途中出場。その後は中堅の守備に入り、1度の守備機会も無難にこなした。「守備では1回打球も飛んできましたし、この場に立てたことは大きいかなと思います」と振り返った。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す 今春のキャンプでは2軍スタートとなったが、2月18日の広島2軍との練習試合(宮崎)で左有鉤(こう)骨を骨折。同22日に都内の病院で、同か所の切除術を受けた。「もうケガした瞬間、半泣きぐらいになって苦しかったんですけど。やれることをやろうと切り替えました。練習の中ではスイングの軌道とかも良くなっているので、全体的にケガ前よりも良くなっていると思います」とこの2か月を有効活用してきた。 今季が入団3年目で、50メートル走5秒79の俊足を最大の武器としている。「今年は勝負の年だと思っていますし、キャンプも結構いい感じだっただけに悔しかったですけど、またここから頑張ります」と猛アピールを誓った。
報知新聞社