熊本県庁で仕事始め 木村知事「県民が主人公の県政を」
テレビ熊本
官公庁では、6日が仕事始めです。まずは熊本県庁から木村知事は職員に対して「現場に出て、県民の声に耳を傾け、県民が主人公の県政をつくっていきましょう」と訓示しました。 5年ぶりに屋外で行われた県庁の仕事始め式。県庁プロムナードに集まった約2000人の職員に木村知事が訓示しました。 【木村知事】 「ぜひ皆さん、現場に出て行ってください。(現場で)当事者、苦労されている県民の声に、ともかく耳を傾け、アイデアを導き出してください」 去年策定した県政運営の新たな指針に触れ、「共に創る県民が主人公の県政をぜひつくっていきましょう」と述べた木村知事。 ことしの漢字一文字に『歩』の文字を掲げました。 【木村知事】 「この『歩』という言葉の通り、一歩一歩、歩みを進めていきましょう」 木村知事は、ことし7月に発生から5年を迎える豪雨災害について「いまだに300人以上が仮設住宅などでの生活を余儀なくされている」と指摘。「一日も早い住まいの再建、なりわいの再建のためにも復興への歩みを止めてはいけない」と述べました。 また、年頭会見では県政の諸課題の解決に向けても「『歩』を進めていく」と抱負を述べました。 【木村知事】 「多くの県民の皆さんが関心を持っている渋滞解消、地下水保全、こどもまんなか、多文化共生、水俣病問題など県政の諸課題の解決、前進に向けた歩みを止めず進めていく」
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