「Suicaでお願いします」と言ってICOCAで決済する理由 交通系ICカードあるあるがSNSで話題に
今や全国で多種多様に使われている交通系ICカード。関東ではSuica、関西ではICOCAと、地域によって主流となるカードも異なります。そんな交通系ICカードの使い方に関する投稿が、今X上で話題になっています。 【写真2枚】「モバイルICOCA」の画面に写っていたのは… 投稿したのは、鉄道系YouTuberとして活動しているMiyaco/みやこネット旅行研究所さん(@MiyacoNet_plus)。 当ポストには2024年4月11日時点で5900件を超えるいいねが集まり、「自分も同じです!」「共感しました」といった多くのコメントが寄せられています。 記事の中では、モバイルICOCAを使ったお得な決済方法についても詳しく解説していますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。 ※ポストの画像は【写真3枚】をご参照ください。 ※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
「モバイルICOCA」の画面の中央をよく見てみると…
「新潟在住の自分はスーパーで買い物する時に『Suicaでお願いします』と言ってICOCA決済しています」というコメントとともに投稿されたのは1枚の画像でした。 そこに写っていたのは、みやこさんのモバイルICOCA(スマホに搭載されたICOCAカード)の画面。よく見ると、自分で設定できるICOCAカードの名前が「Suica」となっています。 関西ではICOCA、関東ではSuicaを使うのが主流ですが、なぜこのようなチグハグな設定にしているのでしょうか?
ICOCAを知らない地域の店員さんへの「優しい嘘」
みやこさんがこのような設定にしているのは、「ICOCAを知らない地域の店員さんを困惑させない為」だそうです。 新潟県在住のみやこさんは、最初は正直に「ICOCAでお願いします」と申告していましたが、店員さんが一瞬固まって「バーコード決済ですか?」と困惑していたため、それ以降は地域で馴染みのある「Suica」と言っているのだとか。 また、Suicaを使わない理由として、「Suicaのポイントは既に5万円相当溜まっており、ICOCAのポイントの方を溜めたかったからです」とも教えてくれました。 SuicaとICOCAのポイントは、それぞれ東日本・西日本の新幹線チケットを購入する際に交換できますが、今は西日本の新幹線に乗るために、ICOCAを利用してポイントを貯めているそうです。 ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には、 ・「私も同じ理由で、Suicaでって言ってます!」 ・「これは交通系ICあるあるでは?」 ・「たしかにその地域のカードに合わせますね」 と交通系ICカードにまつわる共感のコメントが数多く寄せられました。 なお、カードの名称ではなく「交通系ICカードでお願いします」と言うと、比較的スムーズに伝えられるようです。 みやこさんは投稿の反響について、「関東・関西以外ではその地域のカード名を言うより『Suicaで』と言った方が通じやすいという声が多く、目から鱗でした。ただし関西でそれを言うと、東京モンだと思われて店員さんのフレンドリー感が2割減るという声があったので、関西では『ICOCAで』と言おうと思います(笑)」と話してくれました。