「地域からも上場できるモデルケースに」 青森県三沢市のIT企業が上場を報告
RAB青森放送
東北の企業へのクラウド導入の支援などを手がける三沢市のIT企業ヘプタゴンが東京証券取引所に株式を上場しました。 ヘプタゴンの立花拓也代表たち3人は今日県庁に宮下知事を訪ね、上場を報告しました。 ヘプタゴンは2012年に三沢市で設立し、東北の企業へのクラウド導入やDX支援などを手がけてきました。 アマゾンが提供するクラウドサービス「アマゾンウェブサービス」では、高い専門性が求められる企業の資格を東北で初めて認められました。 米の銘柄の判別や岩木健康増進プロジェクト健診のデータ活用など、AIやIoT技術を用いた作業の効率化にも力を入れています。 2022年に兵庫県のIT企業デジタルキューブと株式交換によるM&Aを実施し、子会社化。 10月にグループ全体で東京証券取引所の機関投資家向け市場「東京プロマーケット市場」に上場しました。 ★ヘプタゴン 立花拓也代表 「青森県って首都圏と比べると課題の先進地域と呼ばれていますので、手つかずになっているような課題というのを、われわれが得意なAIやクラウドという技術をつかって解決していければと思っております」 立花代表は地方からも上場できるというモデルケースになりたいと述べていました。