【NPBアワーズ】巨人・吉川尚輝が初のベストナイン「143試合出てとれたのが一番うれしい」
巨人・吉川尚輝内野手(29)が26日に都内のホテルで開催された「NPBアワーズ 2024」に出席し、二塁手として初のベストナイン賞を受賞した。 吉川は今季、143試合全てに出場し2割8分7厘、5本塁打、46打点をマーク。守備では持ち前の守備範囲の広さを生かし、何度もチームのピンチを好守で救った。 初受賞の感想を聞かれた吉川は「こういうタイトルを取れたことはうれしいですし、1年間試合に出て取れた賞なので、143試合出て取れたのが一番うれしいです」と満面の笑顔だった。 そんな背番号2が全試合出場できた「秘訣」は「疲れを取りきること」だという。「僕も初めてのことなので、その日の体のコンディションもありますけど…。先の事を考えずに1日1日、1試合しっかりプレーして、終わったらその1日の疲れやケアを心がけていました」(吉川)と明かした。 セ・リーグには昨年ベストナインを受賞したDeNA・牧秀悟内野手(26)だけではなく阪神・中野拓夢内野手(28)、広島・菊池涼介内野手(34)など多くのライバルが存在する。吉川は「すごい選手がたくさんいますけど、来年も試合に出て結果的にとれたらうれしく思います」と謙虚でありながらも、早くも2度目の受賞に目を光らせていた。
東スポWEB