【2024総決算】道後温泉本館の全館営業再開に…新JR松山駅オープン!愛媛は「リスタート」の年に
松山市内から: 「すごい気持ちよかったです。お湯がアツいのでいまでもすごいポカポカして気持ち良い」 東京都から: 「実は5年半前からこの日を待ってた。仕事の休みをわざわざ調整してきょうこの日に何とか。待った甲斐があった、昔を思い出した」
道後温泉事務所によると、今年8月以降3か月間の本館の入浴者数はおよそ16万人と、部分営業を行っていた去年の同じ時期の2倍となったということです。 道後温泉事務所 三神正裕さん: 「ゆっくり道後温泉楽しんでもらっているのを見て僕らもすごく嬉しく思っています。本当に道後温泉がたくさんの方に愛され続けているなっていうのが実感できました」
5年半ぶりの再開で、おもてなしもリスタート!個室でゆったりと過ごしたいというニーズに応えようと、本館3階には新たに貸し切り休憩室として「しらさぎの間」と「飛翔の間」が登場しました。
道後商店街でも… 絣屋本店 石田匡暁社長: 「(本館が)ついにオープンということで、それを祝して本館はラガー。飛鳥乃湯泉はW―IPA椿の湯は地元の人が入るから黒ビール」 inaho 栗原正行代表: 「これが世界初、ポン菓子を練りこんだチーズケーキです!」
穴井記者: 「ん~フルーティな甘みが口いっぱいに広がってすっきりとした味わいです」 水口酒造 水口皓介専務取締役: 「(商品の)図柄を見ながら道後温泉への想いを馳せていただいたり、リニューアルされることによってそれを盛り立てていきたい」
本館のリスタートをさらなる飛翔につなげようと新商品、新サービスに乗り出す動きが活発化。再開への期待は、道後からおよそ400キロ離れた滋賀県からも。 蛯谷工芸3代目 蛯谷亮太さん: 「素材が全部紙なんですよ。紙の上から和紙を張ってるんで、手にも優しいですし、お着物とか引っかからないように作ってるんです」
本館の休憩室などで浴衣やタオルを入れるための「乱れ籠」を手掛けた蛯谷さん。一般的な「一閑張」で使う竹の代わりに紙ひもを使って形を作る、「近江一閑張」の職人です。 蛯谷さん: 「お~!!すご!すご~!は~歴史の重さを感じますね。7月以降来よう、温泉入りにこよ」