飛ばないけど昨年2勝! 青木瀬令奈に聞く、クラブセッティングの極意
パターヘッドも理想の球筋から選ぶ
GD 14本のセッティングもかなり変わっていたんですがさらに驚くのは、昨シーズン36試合に出場して25種類のパターを使ったとか。 青木 これまでもシーズン中に試して替えるみたいなことはありましたが、こんなに多かったのは昨年が初めてです。 GD 何か悩みがあった? 青木 いえ、パターも他のクラブと同じで、理想の転がりが打てるヘッドを都度使っていたら増えていっちゃったという感じです。芝質やグリーンの硬さ、それに自分のコンディションによっても転がり方は変わってきます。 GD パットでも球筋を意識しているんですか? 青木 インパクト後に4~5回バウンドして、そのあとスーッと伸びる球が”持ち球”です。ただ同じように打っていてもコーライとベントでは変わってくる。さらには開幕戦の琉球GCとフジサンケイの川奈のコーライは、球の浮き具合が異なるので球筋も変わります。 GD 打ち方は変えずにパターで対応しているんですね。それにしてもこれだけ替えて平均パット数3年連続1位は驚きです。 青木 実戦で使ってみないと分からない点もあるので、そこにためらいはありません。 青木瀬令奈のドライバーからウェッジまでの各クラブのこだわりなどの全編は、2024年2月13日号の「週刊ゴルフダイジェスト」とMYゴルフダイジェストにて掲載中!
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