1回2死二塁、山川の左前同点適時打で生還するダウンズ（撮影・穴井友梨）

　◆パーソル　クライマックスシリーズ（CS）　パ　ファイナルステージ　第2戦　ソフトバンク7―2日本ハム（17日、みずほペイペイドーム） ■これぞ小久保チルドレン…そろって駆け出す【写真】 　日本ハム対策として滑り込みでCSのメンバー入りしたジーター・ダウンズが2安打を含む4出塁で1番としての役目を十分に果たした。 　1番二塁でCS初出場。1点を先制された初回、先頭で左前打を放つと、山川の左前適時打で同点のホームを踏んだ。2回にも左前打、6、8回は四球で出塁した。 　途中加入のダウンズは優勝が決まった後、1軍に初昇格。7試合の出場で打率2割7分3厘とアピールに成功し、CS枠を勝ち取った。中でも日本ハム戦は2試合で9打数5安打の打率5割5分6厘と大当たり。この日先発した加藤貴とは9月29日の対戦で3打数2安打1本塁打と好結果を残していた。 　小久保裕紀監督は「前回（日本）ハムの時に加藤（貴）から打っているのもあったので。ハムと当たるためにクライマックスのメンバーに入れようということだった」と日本ハム対策の切り札として起用したことを明かした。さらに「あの（レギュラーシーズンの）限られた期間で結果を残して、ただのアピールじゃなくてしっかり結果を残したのが今につながっている。やっぱり変なボールを振らないので、今日もフォアボールを二つ取って、あの辺も首脳陣の評価は高いですね」と目を細めた。 【#OTTOホークス情報】