松平健「暴れん坊将軍」17年ぶり復活!監督・三池崇史×脚本・大森美香がタッグ
松平健主演ドラマ「暴れん坊将軍」が17年ぶり復活。「クローズZERO」の三池崇史が監督、大河ドラマ「青天を衝け」の大森美香が脚本を担当し、2025年1月4日21時よりテレビ朝日系で放送されることが明らかに。このたび馬にまたがる将軍・徳川吉宗の最新ビジュアルも解禁された。 【画像】白馬にまたがる将軍・徳川吉宗(松平健) 1978年から2003年にかけて放送された「暴れん坊将軍」シリーズは、“名君”と誉れ高い8代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称新さんとして庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇。シリーズ12作とスペシャルドラマをあわせた放送回数は832回で、同じ俳優が主演した単一ドラマとしては大川橋蔵主演「銭形平次」の888回に次ぐ長寿番組となった。 今回、新たに放送される「新・暴れん坊将軍」の舞台は、吉宗の治世となってから20数年が経た江戸の町。オリジナルシリーズでは若き将軍だった吉宗も還暦を控え、世継ぎ問題に直面することに。劇中ではシリーズの世界観や魅力はそのままに、後継問題に揺れる吉宗と江戸城内の人間模様、さらに城下町で起こる陰謀渦巻く難事件が新たなキャラクターと時代性を加えて描かれる。 昨日11月28日に71歳の誕生日を迎えた松平が、吉宗役に抜擢されたのは23歳のとき。20代から70代まで約半世紀にわたって上様を演じることになった松平は「2024年に芸能生活50周年を迎えましたが、『暴れん坊将軍』、そして吉宗はそんな私の芸能生活とともに生き、“俳優・松平健”を育ててくれた、とても大切な存在です。だからこそ、今回のオファーはこの上なくうれしかったですね。ずっと復活を熱望していたので、実現することができて本当に感激しています」と喜びを伝える。そして「今回は物語に3人の息子が登場します。今までにない親子愛や後継争いなども描かれ、大変内容の濃い、いい作品に仕上がるのではと思っています。また、三池崇史監督らしく、立ち回りシーンは今までとはタッチの違う撮影手法にチャレンジしているので、私自身、出来上がりが楽しみで仕方がありません」と期待を込めた。松平とゼネラルプロデューサー服部宣之のコメント全文は後掲する。 なお「新・暴れん坊将軍」の放送を記念し、TELASA(テラサ)にて厳選された過去作の配信が本日スタート。第1弾では、第1シリーズ「吉宗評判記 暴れん坊将軍」の第1話をはじめ、22話がラインナップされた。また松平が徳川吉宗役で出演した「劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」も本日よりTELASAで楽しむことが可能に。以降も、「暴れん坊将軍」シリーズ100話を期間限定で配信する予定となっている。 ■ テレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」 テレビ朝日系 2025年1月4日(土)21:00~ ■ 松平健 コメント 2024年に芸能生活50周年を迎えましたが、「暴れん坊将軍」、そして吉宗はそんな私の芸能生活とともに生き、“俳優・松平健”を育ててくれた、とても大切な存在です。だからこそ、今回のオファーはこの上なくうれしかったですね。ずっと復活を熱望していたので、実現することができて本当に感激しています。 「暴れん坊将軍」のドラマ撮影は久々ですが、いざ演じてみたらまったくブランクを感じることなく、すんなり入ることができました。気持ちとしてはシリーズ当時のまま、あまり変わっていないからでしょうか。自分でも、そこは少し不思議な感覚でした。 「暴れん坊将軍」はいわゆるヒーロー時代劇ですので、これまで家族や家庭といったものは一切、表現されることはなかったのですが、今回は物語に3人の息子が登場します。今までにない親子愛や後継争いなども描かれ、大変内容の濃い、いい作品に仕上がるのではと思っています。また、三池崇史監督らしく、立ち回りシーンは今までとはタッチの違う撮影手法にチャレンジしているので、私自身、出来上がりが楽しみで仕方がありません。ぜひ多くの方々にご覧いただきたいですね。 ■ 服部宣之(ゼネラルプロデューサー)コメント 海の向こうで、何かと“将軍”が話題になったこの1年。 日本が世界に誇る将軍は“暴れん坊将軍”です。そして、京都・太秦からお届けする時代劇は、日本が世界に誇るエンターテインメント。そんな思いを込めて、17年ぶりに「暴れん坊将軍」を、「新・暴れん坊将軍」として再始動することとなりました。 監督に三池崇史さん、脚本に大森美香さんという日本が誇るトップクリエイターをお迎えし、代々受け継がれてきた伝統に新たなアイデアを融合させ、2025年の年始を飾るにふさわしいエンタメ大作に仕上がった…と自負しております。 松平さんが吉宗の恰好となり登場された撮影初日、長年、暴れん坊将軍を共に作りあげてきたスタッフから「お帰りなさい!」「待ってました!」と声がかかった光景に、いかにこの“暴れん坊将軍”が、みなさまに愛されてきた時代劇か…を改めて感じ、胸が熱くなりました。 17年ぶりに吉宗を演じた松平さんは、そのブランクを全く感じさせず、25人を相手に立ち回った最後の殺陣では、そのスピード、美しさに思わず見とれてしまうほどでした。 これから続々と発表されていくお正月らしい華やかな共演者の皆さまにもご期待を頂き、ぜひご家族そろって、日本が世界に誇るエンターテインメント「新・暴れん坊将軍」をお楽しみ頂ければ幸いです。