日経平均4万円が射程の株式相場で上値余地のある3銘柄
日経平均株価は4万円に肉薄。さすがに高値警戒感が漂うが、こうした相場環境下でも上値余地がありそうな3銘柄をピックアップした(撮影:梅谷秀司)
3月1日の東京株式市場は半導体関連株を中心に買いが先行。後場に入って一段高となり、一時は前日比800円を超える上昇となる場面もあり、日経平均株価は4万円の大台に肉薄する推移となった。終値は前日比744円高の3万9910円と、3日ぶりに大幅反発した。 来週(4~8日)は日経平均の4万円台乗せが実現しそうだ。そのまま4万円台での値固めとなる可能性もある。ただ、高値警戒感からの売り圧力はつねに存在しているため、波乱展開となる懸念はつきまとう。 アメリカでジェローム・パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言があるほか、2月のISM非製造業景況指数や2月の雇用統計の発表も予定されている。同国の利下げ観測の動向や、日本の春闘での賃上げ機運に関心が集まりそうだ。 来週の日経平均の想定レンジは3万9600~4万0600円とする。
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冨田 康夫