阿部寛&竜星涼、共演ドラマで命懸けの体験「道なき道を何十時間も」「シャワーのお湯が出ず」
映画『ショウタイムセブン』の完成報告イベント
俳優の阿部寛と竜星涼が11日、都内で行われた映画『ショウタイムセブン』(2025年2月7日公開)の完成報告イベントに、共演の生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎とともに出席した。 【写真】阿部&生見ら登場 完成報告イベントの別カット 本作は、韓国で大ヒットを記録した映画『テロ, ライブ』(キム・ビョンウ監督)を原作にした作品で、国民的報道番組『ショウタイム7』を降板させられ、抜け殻のように日々を送っていた元人気ニュースキャスター・折本眞之輔(阿部)が、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰を懸けた「独占生中継」を始めるに至ったが、スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、すべての発言が生死を決めるという極限状態に追い込まれる展開を描く、リアルタイム型サスペンス・エンタテインメント。 TSB系ドラマ『VIVANT』以来の共演となった阿部と竜星は、本作の内容にちなみ、命懸けの体験エピソードを聞かれると、阿部は「作品は言いませんけど、道なき道を十何時間行かないといけない撮影があって、車さえ1か月の撮影で4回くらいパンクするという道なんですよ。さすがに長いので行く間に車の中で寝るんですけど、ガツンと落ちたりして首をやっちゃうんですよ。お尻も痛くなるだろうし、大変なことになっていくというのは、最初の1日、2日で分かって、“これは命が危ない”と思いました」と振り返り、そんな中、その状況に慣れて寝る技を覚えたそうで「揺れて浮くからお尻が痛くならないということに気づいたり、寝てる間にガツンと来るのもドライバーの緊張感みたいなもので、なんとなく察知できるようになった自分がいて、実はそのほうがいいくらいの状況になりました」と打ち明けた。 一方、正義感あふれる若きキャスターの安積征哉を演じる竜星も「作品は言いませんけど」と前置きをし、「割と砂漠とか多いところだったんですよ。周りに何もない環境の中で、撮影が終わってシャワーを浴びようとして、頭を洗って、体を洗ってシャワーをひねったらお湯が出ないんですよ……。水なんですよ」と目を丸くし、マネージャーに確認したら「もう今日の分のお湯が出ないみたいで、みなさん明日の朝に入られるそうです」と言われたそうで、「言ってよ! (泡だらけの体に)水をかけながら、命懸けでシャワーを浴びましたね」と苦笑。阿部は「たぶん先に俺が(お湯を)使ったんだようね」とちゃめっ気たっぷりにコメントした。
ENCOUNT編集部