大雨で被災の日田市・三郎丸橋の撤去工事始まる 来年3月までに完了へ
7月の大雨で被災した大分県日田市友田の三郎丸橋(国道386号)の撤去工事が11日、始まった。来年3月までに終える予定。 県日田土木事務所によると、橋には市の上下水道管が通っていたが、近くに設置した仮設配管への切り替えを6日に終えた。2日の大雨による川の増水で、解体に向け河川内に造った盛り土の一部が流されたため、撤去の着工が1週間遅れた。 県は傾いた方の橋脚と橋桁の解体を年内に終える予定。工事初日は近隣住民が見守る中、傾いた橋桁の接続部分のコンクリートを重機で切断するなどした。 新しい橋は現在地に架け替え、完成は2026、27年ごろの見通し。左岸側を旧橋より17・5メートル長い89メートルに延伸。橋脚は2本から1本にするという。